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成人式にビールやお酒で乾杯するのもよい

「冠婚葬祭」ということばの冠婚を結婚のことだと思っている人が多いようですが、冠婚葬祭は人生における四つの別々の儀式を表わしたことばで、冠は「冠の式」の冠、つまりいまの成人式のことです。昔は貴族や武家の男子が成人すると童髪を改めて結髪し、冠をかむり、おとなの服をつけて成人の式を行ないました。現在は、一月第二月曜日を。成人の日として国民の祝日にきめ、二十歳に達した男女に選挙権や桔婚の自由の権利が与えられ、反面おとなとしての義務を負わされます。成人祝いは、自宅でするよりも、レストランかビヤホールなど、おとなのムードのなかで祝杯をあげましょう。式典で騒ぐなど、もってのほかです。マナーを守ってお祝いをしましょう。

媒酌人夫人の役割

あいさつや新郎新婦の紹介など、夫ばかりが注目されがちですが、媒酌人夫人にも大切な役割があります。それは、緊張している新婦の緊張をときほぐすことです。媒酌人夫人が気持ちをやわらげることで安心して式に臨めるようにしてあげます。当日はつきっきりでお世話をしますので、すぐに手を賃せるように手には何も持たないようにします。ただ、汗を拭いてあげるティッシュペーパーや感涙にむせぶ新婦にさりげなく渡すハンカチは数枚、用意しておくといいでしょう。新婦は、披露宴が終わるまで食事をほとんどできないことがあります。披露宴での食事は、手元が動かしにくいので手伝ってあげましょう。新婦はたくさんの衣装を着ているので暑いこともあります。そんなときは扇子で風を送ってあげたり、冷たいオシボリを用意してあげましょう。また、花嫁衣装の締め付けがきつくないか、カツラが痛くないかなど、常に新婦の身の回りに気を配るように心がけます。この他、歩いたり座ったりするときに手を貸すだけでなく、特にウエディングドレスの場合はブーケの針金でケガをしないように注意してあげましょう。最近は新婦が妊娠していることもあります。会場は空調が整っているかも注意が必要です。

食事に関しても、古来さまざまな取りきめがある

食事に関しても、古来さまざまな取りきめがあるが、これは、かつての公卿華族四條家が完全な形に体系づけて、今日に至っている。和食といえば四條流であるが、四條家は実は、九世紀半ばに遡るのである。四条司家(本家)の現在の当主は第四十一代目である。光孝天皇は、ご自身も料理をされたというグルメ天皇だが、母の実家に料理の名人がいるというので召され、勅命により、材料の吟味から調理、その盛り付けから料理人としてのたしなみまで、料理道の体系をつくらせて公家の地位を与え、日本の料理文化を確立されたのである。その始祖である四條中納言藤原山蔭は、平安時代の殿上人が屋敷に客人を迎えた折に、客の目の前で、自ら包丁をとって歓待の意を表す方法として、「包丁儀式」というマナーをつくりあげている。この包丁式は、日本料理の知恵と技の結晶として、今日に及んでいる。