F1のレースでは路面が乾いているときはドライタイヤを使い、雨が降っている場合は、雨用のゴムを使ったウェットタイヤを使います。ドライタイヤとウェットタイヤの大きな違いは、ドライタイヤがスリックでツルツルであるのに対し、ウェットタイヤには一般のタイヤのようなパターンがあることです。たとえていうと、ドライタイヤは、ガムテープのようなものです。ガムテープは乾いた机に貼ると、グリップが非常に強いのですが、同じその机に水を少しこぼすと、ガムテープはグリップしなくなります。
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F1のドライタイヤのゴムも同じです。一方のウェットタイヤのゴムの性質は、小麦粉のようなものです。乾いたまな板の上では小麦粉はサラサラですが、そこに霧吹きで霧を吹くとべトベトになります。それがウェットタイヤのグリップと似ています。ドライタイヤとウェットタイヤはまったく違う性質を持ったゴムを使っていて、状況に応じて使い分けます。