家は街を構成する基本の最小単位です。密集地では、自宅の裏が隣の庭になり、自宅の北側が隣家の南になります。裏にかくしたはずの生ゴミ用のポリバケツを、お隣さんはリビングルームからつねに見て暮らしているかもしれないのです。家の周囲をまわって、ついでに通路からも見て、自分の家をチェックしてみましょう。高いブロック塀は防犯の確保になると思われていますが、これはまちがいです。留守のときに泥棒にはいられると、外から見えないだけに、むしろ泥棒にとって好都合なのです。また、風の道をシャットアウトするので、建物のためにもなりません。ブロック塀ではなくて、フェンスと植木をうまく組みあわせて塀をつくったほうが、うるおいのある道になり、隣近所にやさしいだけでなく、植木の茂みでプライバシーも保てます。最近多いのが、夏のエアコンの隣近所とのトラブルです。室外機は、コンプレッサー(モーター)とファンの音と振動のために騒音を発するので、取りつけ場所によっては、近所に迷惑をかけます。とくにマルチタイプは、住宅地の夜間騒音の条例(40ホン以下)を超えることがあります。騒音や熱風が隣家のリビングルームを直撃しないように、取りつけ場所には気をくばりたいものです。
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